安心・信頼、生きがいあふれる21世紀、みんなと共に!

NTT労働組合退職者の会

トピックス

2024年7月22日
第4分散会報告

司会・座長 髙橋副会長、上野前中央協副会長
参加者 16名(男性12名、女性4名)
秋田、宮城、埼玉、千葉、群馬、富山、静岡、岐阜、大阪、兵庫、奈良、山口、島根、香川、長崎、鹿児島

自己紹介と参加者報告を行い、その後、意見交換を行った。

1.レク・サークル活動の現状、及び高齢会員も参加できる工夫など、会と会員とのコミュニケーションを活性化するための取り組み

  • 多くの支部協において、レク・サークル活動は、コロナ禍以前の活動に戻る取り組みを行っているが、参加者の減少等、一度止まった活動の再立ち上げの難しさについての報告が多くあった。
  • 多くの支部協で、活動主体が支部協から地区協に移行している。参加者からは知り合いが多くレク等が身近になった、移動時間が短縮され参加しやすくなった等、好評な意見が多い。
  • 参加者の高齢化で、レクの内容を再検討している組織も多い。ゆるやかな時間配分や場所が好まれている。
  • 高齢化で、家族と一緒のレクの企画も多く報告された。

2.ジェンダー平等の取り組み状況、及び女性主体の活動の活性化に向けた取り組み

  • 積極的な活動報告と、動きのない報告が相対してあった。
  • ジェンダーに対する理解不足も散見され、家族の介護や孫の世話を理由に、会活動への不参加や役員を受けられない理由とならない環境づくりが必要であるとの意見もあった。
  • 積極的な女性登用を行っている組織も多い。
  • 女性主体のサークル活動報告も多くあった。

3.会員数減少に伴う課題、会員の高齢化に対応する課題

  • 80歳時のお元気コールや訪問、一人暮らし者対策等報告が多くあり、健康確認等が実施されている。
  • N労新聞の戻り調査等を元に安否確認や移転等の処理を行っている組織も多くある。
  • 会員死亡連絡時に遺族会員への勧誘を行っている報告もあった。
  • 会員減少に伴う財政の見直しに着手している組織もある。
  • 地区協では少人数組織も多く、廃止や統合等、将来を見据えた対応を検討し始めた組織も散見された。

4.その他

  • 役員になった理由の多くは、先輩・上司に誘われたケースが多い。
  • 会の業務量が多く、役員になって驚いたとの報告も多くあった。

報告についての質疑

(1)「遺族会員」の勧誘についての報告に対して、具体的な内容が聞きたいとの声があり、①家族からの死亡連絡を受けた際には、遺族会員制度について説明をしている事。②レク活動等に家族も参加していることで、家族にとっても退職者の会が身近な存在になっていること。等が遺族会員拡大に繋がっていると説明があった。また、レクの参加体制については、家族も参加できるレクを行っているとの報告がある一方で会員のみの参加としている組織も多くあった。
遺族会員勧誘の対応については会員数減の対策としても有効でありその対応強化や、レク等の参加体制のあり方についてもそれぞれに考える機会となった。

(2)「3年毎の名簿作成と配布」を行っているとの報告に対して、個人情報との関係や会員の対応について質問があり、名簿は信頼関係で作成しており会員からは喜ばれている。長い取り組みの財産のようなものであり問題を生じた事はない。古い名簿は会員が責任をもって処分しているとの報告を受けた。

最後に上野前副会長から、「今回の全国交流集会は、会員の減少と高齢化の対策が主たる課題であり、特効薬はないが、今後も考えてもらいたい。」との発言と対応策案が提案され、それぞれが持ちかえる事とした。


トピックスの一覧に戻る

このページの先頭へ戻る