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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2017年04月17日
2016年度東海・北陸ブロック会議

2016年度の東海・北陸ブロック会議は、3月29日~30日、福井芦原温泉のグランディア芳泉で開催された。
中央協からは、石原会長、高石・上野・高見両副会長、柳瀬監事、相川担当の6人が参加した。
支部協からは、富山・石川・福井・静岡・愛知・岐阜・三重県支部協の会長、事務局長、NTT労組北陸総支部、福祉団体からは、電通共済生協、きらら保険サービス、労連共済本部、ライフアシストが参加した。
会議は、高石副会長を座長に選出して始まった。
中央協を代表して石原会長が挨拶した。(内容は、中国・四国ブロック会議と同様であり、トピックス参照
続いて、福田NTT労組北陸総支部執行委員長は「現役あっての退職者というが、地域活動などの面では、退職者の会がいないと前進しない。これからも現役の尻を叩いて欲しい」と激励の挨拶を行った。
その後、自己紹介が行われ、福祉団体からは、春木電通共済生協常務理事、田中労連共済本部業務管理部長、八坂きらら保険サービス代表取締役副社長が挨拶した。
続いて、須田電通共済生協審査部長より、生協の退職組合員の利用促進に向けた訴求ポイントの説明、山本きらら保険営業企画より、退職者の会のがん保険、医療保険の加入状況と給付実績、最新のがん保険の上乗せについて説明がなされた。

一旦休憩のあと、上野副会長が資料の提案を行い、討議がスタートした。
女性の参加状況については、西三河地区協で女性委員会をつくり、作品展や料理教室など女性独自の活動を行っている。東三河地区協では、その刺激を受け、飾り寿司をやった。(愛知)、総会で4つのサークルを紹介するパネル展示を行った。総会に女性会員が出席しやすいようお茶会サークルによるお茶の振る舞いを行った。(富山)、42%が女性だが、女性は、早い年齢で退職する人が多く、対象人員が減少してきている。減少する中で女性の役割を考えていく必要がある。(福井)、3分の1が女性だが、平均年齢は、全体で77歳、女性は、75歳以上が7~8割であり、高齢で参加が少なくなってきている。地域ではそれなりに参加している。(石川)、女性会員は3割、地区協の幹事も女性は、3割。サークルやボランティアでは女性だけのものもあり、代表も女性となっている。地区協のサークル代表者会議では、岐阜地区協を除いて女性が多く、盛り上がっている。(岐阜)、女性独自の活動はやっていない。地区協幹事の女性は3割、ボランティアやサークルは、10サークル中6~7名は代表者が女性。(三重)の意見が出された。
これに対し、中央協からは「サークルやボランティアなどで、地域で活性化しているところでは女性の参加が多い。サークルは、固定化することは否定しないが、参加者の固定にもつながるので、新しいサークルを考えていく必要がある。役員の女性からの選出は中々難しいが、会長・事務局長の責任であり、努力していく必要がある」と述べた。
退職者の会の会員拡大では、総じて、グループ連絡会をはじめ現役や福祉団体との協力関係が確立されているとの報告があった。
中には、当該の地域以外の会社に勤め、退職する場合、書類が違っている。カタカナ企業本部は、退職後の気迫が薄く、日常的なつながりも薄い。(福井)、NTT労組の組織は1県1分会で働きかけが不足している。(石川)、65歳で完全退職する人は入りたくないという人がおり、60歳定年退職時の説明会に参加している。(富山)、現役の時に加入する電友会の会費は60歳~65歳まで取っていない。(福井)、総会の中でNTTという同じ釜の飯をくっているのに一本化とはならないのか(静岡)の意見が出された。
これに対し、中央協からは「危機感をもっているのは現役の体制、グループ連絡会の機構など組織実態が変わってきている。退職者の会の組織は、地域を前提にした都道府県別で、企業本部別ではない。東京は、職域のつながりで部会をつくっている。今年は、カタカナ企業本部を前に出して組織拡大に努力していく。電友会との組織一本化は、政治関係や運営も異なっており、安易に一緒とは考えていないが、多くの人が両組織に加入しており、相乗効果の観点でお互い助け合っていくことが必要だ」と述べた。
災害時の安否確認については、ほとんどの支部協で緊急連絡先名簿を作成中であることが報告された。その中で、会員名簿、会計関係などの重要データを保存するために中央協または総支部に保存サーバーを構築して欲しい。(三重)、データを収集するのに保護シールが必要(福井)との意見が出された。
これに対し、中央協からは、保存サーバーは、今日の段階で設置するとは言えない。何が重要データか幅広めで論議・検討していく。個人データは、生協データに新会員の場合、緊急連絡先を入れることができるが、運用はこれからであり、今までの会員の緊急連絡先をどうするか、維持管理をどうするかが今後の課題である。

二日目は、参議院選挙の総括について集中論議した。


挨拶する石原会長 挨拶する石原会長
真剣に論議する参加者 真剣に論議する参加者

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