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NTT労働組合退職者の会

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2017年03月16日
2016年度中国・四国ブロック会議

中国・四国ブロック会議は、3月9日~10日、香川県高松市のホテルクレメンテ高松で開催された。

中央協からは、石原会長、高石副会長、上野副会長、高見副会長、柳瀬監事の5人が参加した。

支部協からは、広島・岡山・山口・鳥取・島根・香川・徳島・愛媛・高知各支部協の会長、事務局長、福祉団体からは、電通共済生協、きらら保険サービス、労連共済本部、ライフアシストが参加した。

会議は高石副会長を座長に選出して始まった。

石原会長は「①生協50周年には退職者の会もお招き頂いたが、福祉活動は現役からのきっても切れない関係であり、引き続き、充実・強化に取り組む。②熊本地震では、支部協の体制ができた。皆さんにお礼を申し上げる。③参議院選挙では石橋みちひろの当選を勝ち取った。支部協における総括を踏まえ、どう3年後の参議院選挙につなげるか、組織基盤の確立をつくって行きたい。④会員の加入拡大の取り組みは山場を過ぎたが、カタカナ企業本部とも対応強化に向けた話し合いを行っている。それらを踏まえ、拡大支部代表者会議や総会に課題を提起していきたい。⑤世界的にはトランプ米大統領騒動はあるが、国会は、中心課題である介護や医療などの論議が心許ない。北朝鮮の在日米軍基地を標的にしたミサイルが発射され緊張関係が強まっているが、平和をどうしていくのか考えていきたい。」と挨拶した。

このあと、参加者による自己紹介が行われた。その中で、福祉事業団体からは、加藤電通共済生協理事長、太田労連共済本部事業部長、八坂きらら保険代表取締役副社長から代表の挨拶がなされた。

その後、田岡ユアサポート総括部長より、生協の退職組合員の利用促進に向けた訴求ポイントの説明、龍野きらら保険営業企画より、退職者の会のがん保険、医療保険の加入状況と給付実績、最新のがん保険の上乗せについて説明がなされた。

参加者から、資料は分かりやすく、訴求ポイントや応対マニュアル、生命共済における退職版の作成など要望が出され、事業体からは前向きに受け止め、検討していくとの答弁があり、確認された。

その後、上野副会長が討議に向けた資料を説明。特に、今回、女性の参加を焦点に男女平等の現状に触れ、女性の参加状況等の実態把握と今後の対策の必要性について説明した。

これを受けて討議がスタートした。

女性の参加状況では、女性役員が辞めた場合、女性を当てているが、探すのが難しい(島根)や年代のギャップがでている。労働条件が整ってから入社した女性は、自己主張は強く、ボランティアの活動への参加が弱い(愛媛)、複数の地協のところは女性を出すよう努力している(岡山)との実態が報告された。

また、会員の組織拡大では、各支部協ともグループ連絡会と連携して、退職者説明会に参加し、努力していることが報告されたが、中には、未加入者リストを出して個別に働きかけしている。管理者への対応は前進していない。現役に徹底してもらいたい(愛媛)や退職予定者を直接知っている人を活用している(山口)などの意見が出された。

危機管理マニュアル・安否確認では、昨年よりも危機管理に対する認識が深められており、安否確認のための緊急時の連絡先と連絡体制が進んでいる。

意見では、生活状況把握のために会員宅を訪問し、一人暮らしの実態、生活状況、健康状況の把握、災害時の連絡先、会員以外の連絡先など把握している。連絡カードを配ってから会員死亡について家庭からの連絡が増えた(香川)、危機管理体制の試案を出した。(鳥取)加入促進と合わせて実施し、訪問時に携帯電話の連絡を把握する。データはPC2台HDでバックアップを考えている。ひろがりネットで周知を。(山口)、なぜ退職者の会が安否確認をするのか(鳥取)など出された。

石原会長は「仲間の安心感が必要であり、気にすることが絆につながる。1割の会員が生協に加入していないが、日常的なつながりが必要であり、多くの役員に担ってもらうことで、対応して欲しい。」とまとめ一日目の討議を終了した。

二日目は、参議院選挙の支部協の総括並びに総選挙闘争について討議を行った。

最後に、尾崎愛媛県支部協会長から、難病「筋強直性ジストロフィー」で治療法開発に取り組む仲間が、NTT労組新聞(1/28)に取り上げられたことに感謝を述べた。


議論する中央協 議論する中央協
難病「筋強直性ジストロフィー」で治療開発について説明する尾崎愛媛県支部協会長 難病「筋強直性ジストロフィー」で治療開発について説明する尾崎愛媛県支部協会長

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