会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年も健康第一に、「明るく、楽しく、元気よく」の活動の一年でありますように祈念します。
今年は、戦後80年の節目の年です。退職者の会は、戦争に反対し平和を守り続けることの大切さのメッセージを強く発信していきます。
退職者の会の会員の中には、第二次世界大戦を経験し、広島、長崎での被爆、北方領土問題、東京、大阪などの大空襲、食糧難など苦難の時代を生き抜き苦労を重ねた会員もいます。また、沖縄は、日本国内唯一地上戦が行われ、約20万人ともいわれる犠牲者を出し、いまだ米軍基地の70%が集中しています。そして日米地位協定の問題や台湾有事に備えるとし、南西諸島ではミサイル防衛基地が新たに建設されています。
退職者の会は、NTT労組の「戦後・被爆80年」節目の取り組みに参加・参画し、NTT労組本部とともに現役の組合員へ会員の被爆体験談、大空襲の経験談、沖縄の現状などについて、取材を通し平和へのメッセージを発信していきます。
今年は、参議院議員選挙の年でもあります。
組織内候補の「吉川さおり」比例代表の四選と準組織内候補の「森本しんじ」広島選挙区の三選および全推薦候補の必勝に向け全力で取り組みます。
日本は、人口減少、少子高齢化の社会に突入しています。社会保障制度を充実させ、平和を守り地域で安心して暮らせる社会を実現するためには、年金、医療、介護等の施策の充実は欠かせません。
石破政権は、防衛費の増強を増税で賄い、社会保障制度の見直しを検討していますが、給付の抑制と自己負担増加に私たちは断固として反対です。
生活者、高齢者の視点に立ち、安心して暮らせる政策を実現するには、とりわけ組織内候補「吉川さおり」四選をめざす取り組みが必須となります。
会員の皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。
情報労連NTT労組退職者の会
中央協議会会長 川辺 優