2022年度東京・関東・信越ブロック会議は、4月12日~13日、新潟・ホテルグローバルビュー新潟で開催された。
この会議には、中央協から佐々木副会長、本橋副会長、高橋副会長、川辺事務局長、山田監事が参加した。支部協からは栃木、埼玉、茨城、千葉、神奈川、山梨、東京、群馬、長野、新潟の会長、事務局長、オブ1名を含む33名が参加した。
座長である佐々木副会長が中央協を代表して挨拶。
九州ブロック、近畿ブロックと同様のため割愛するが、トルコ・シリア大地震の緊急カンパについて、4月11日現在、退職者は約670万円、現職が約1700万円集まったとの報告があり短期間の取り組みに感謝申し上げた。
続いて、NTT労組 藤田隆則新潟エリア長が「統一地方選挙の前半戦の新潟の状況は、組織重点候補が1名、組織外推薦候補が14名の計15名の選挙を闘った。結果は12名の当選で、全員の当選に向けて戦ったので少し残念な結果となった。当選を果たした唯一の組織重点候補の『加藤ひろや市議』は、NTT労組の自治体議員団の全国中央幹事会で幹事長代行、東日本の自治体議員団では幹事長を務めている。今回の選挙では多くの支援をいただいた。グル連の各職場からもボランティアによるサポートもあり現退一致の闘いで当選することが出来た。とりわけ退職者の会の役員や会員の方々の支援に感謝したい。まだ後半戦があるので最後まで気を引き締めて取り組みたい。」と挨拶。
次に各福祉事業体あいさつ及び課題提起を行った。九州ブロック、近畿ブロックと同様のため割愛。
引き続き、川辺事務局長から①第26回参議院議員選挙の総括へ向けて、②既会員の緊急連絡先の生協システムへの登録について、③65歳で退職する組合員および65歳雇用継続組合員の退職者の会への入会について、④アピール21会員拡大報告を一括提起後、事前に要請した「ブロック会議報告(別紙)」について、各支部協から報告を受け、一日目を終了した。
二日目
前日、各支部協からの報告(別紙)に対し、川辺事務局長から「①各支部協とも徐々に行事などが再開し始めている。コロナ禍が収まったわけではないので、今後も対策をしながら続けてほしい。②女性会員の活動については適材・適所は言うまでもなく、その上にたって女性が諸活動に参加することにより活性化する実態が報告されている。今後も女性の参加・参画により諸活動の活性化に取り組んでいただきたい。③機関紙はコロナ禍により活動に力を入れていただいた。会員との繫がりを保つ重要なファクターである。今後もさらに充実してほしい。新潟などは支部協独自の機関紙コンクールを行うとの報告があった。④会員拡大は東西以外の企業本部で退職者の把握が出来ていないようだ。今後も中央本部を通じてグル連に対応していきたい。⑤高齢会員の対応では、80歳以上の会員への様々な取り組みを行っている支部協が多く見受けられる。難しい問題だが、これからも努力をお願いしたい。⑥役員のなりて不足も多く共通の課題として出されている。今年も全国交流集会を開催する。新たに役員になった方々を対象に研修をするが70歳までの雇用継続などもあり、今後支部協・地区協の役員をどうやって発掘していくのか、良い策があれば水平展開していきたい。」と述べた。
中央協から提起した課題についての論議
1.第26回参議院選挙の総括に向けて
栃木
今回、公選ハガキを会長名で地域の会員に出したが、現職は紹介者カードを出してくれた組合員にしか出していないと聞いた。もっと多くの組合員に出せるようにするべきではないか。
中央協
一般的には公選ハガキは組織の人に出すのもではない。枚数は県域ごとに割り当てがあるので、その中で公選ハガキをいかに有効に使うかは県域の中で現役と話し合って決めていただき取り組んでいただきたい。
2.既会員の緊急連絡先の生協システムへの登録について
群馬
このシステムの活用について、退職者の会は何処まで権限があるのか。一生懸命入れても我々が見る事が出来るのか?
中央協
東日本対震災を契機に会員の被災状況や安否確認のため各支部協が、それぞれ緊急連絡先の情報を集めていたが、支部協から生協システムに入れることが出来ないかとの要望があった。支部協・地区協なども被災することも想定されるので、複数でバックアップ出来る生協システムに情報を集めたい。災害時は通常時よりも多くの支部協役員が生協システムを閲覧できるよう対応をしたい。一番大変なのは、これから会員から最新の情報を集めることだが、主旨をご理解願い可能な限り情報を集めていただきたい。
3.65歳で退職する組合員及び65歳雇用継続組合員の退職者の会への入会
質問・意見無し
4.アピール21会員拡大の報告
特になく受け止められ、会議は終了した。