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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2023年4月28日
2022年度近畿ブロック会議模様

近畿ブロック会議は、3月28日~29日、大阪・ホテルモントレイで開催された。この会議には、中央協からは、佐々木、本橋、高橋副会長、川辺事務局長、山田監事が参加した。支部協からは、大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山支部協の会長、事務局長(大阪は副会長、事務局次長)が参加した。
福祉団体からは、電通共済生協(武谷常務理事、大西担当部長)、労連共済本部(玉置事業部長)、きらら保険サービス(余田取締役、倉関西支店専任部長)、ライフアシスト(太田常務取締役)が参加し、総勢23名となった。

会議は、佐々木副会長を座長に選出し始まった。

1日目、はじめに、主催者を代表して佐々木副会長が挨拶。挨拶は九州ブロック会議と同様であり割愛するが、トルコ・シリア地震カンパに対する支援カンパ集約金額は、3月27日現在で約200万円を報告し、お礼を申し上げた。続いて鍛冶NTT労組関西総支部執行委員長の挨拶の後、参加者の自己紹介、各事業体の挨拶、問題提起等が行われた。

その後、川辺事務局長より中央協提起を行い、続いて、全支部協より活動報告が【別紙】の通り行われ、中央協より、コロナ禍により3年間活動が停滞し、これからが再スタートの支部協も多いが、会員・地区協と連携し、会員に添った対応をお願いしたい等と見解を述べ、1日目を終了した。

2日目は、中央協提起に対し、各支部協より活発な討論が行われた後、各項目を確認し2日間の会議が終了された。

中央協提起への質疑

1.第26回参議院選挙の総括に向けて

奈良、京都

①次期参議院選の組織内候補確立について、N労本部と協議しているのか?選挙闘争は今後とも現・退一致で取り組むことからして、擁立問題の意思決定に退職者の会として関与を強めるべきと考えるがどうか。

②次期参院選の組織内候補擁立について、N労本部と協議しているのか?現・退一致で取り組むとすれば擁立問題の意思決定に退職者の会も参加するべきと考えるが?

京都

③退職者の会としての総括は、1年をかけて議論をしてきたことから本日の提起について基本的に受け止める。一方、現役の総括においては「組織的危機感を持って総括する」としているが、欠落している視点がある。つまり、前①とも関連するが「2期12年」の方針を変えて「組織内・吉川3選」に取り組んだ評価・総括が、今回の「石橋3選」の取り組みにどう活かされたのか、現・退一致の取り組みそのものの総括だけではなく、組織内議員の12年間の活動実績・評価と、中央本部の指導性なども加えたトータル的な選挙総括の視点が必要であると考える。

和歌山

④合同対策本部の設置には、可能な限り情報労連も参加するとあるが、「可能な限り」をとるべき。もっと情報労連も積極的に取り組む姿勢を見せるべき。

京都

⑤直近のN労新聞(第891号)に統一地方選挙の推薦候補者一覧の中に、ただ一人「国民民主党所属の島根県議会議員」が掲載されていたが、その経緯等は?

和歌山

⑥投票動向調査結果の中では、ⅰ)「回答しない人」の分析にも焦点を当てるべき。ⅱ)支持者カードは、名前の浸透には必要であるが、紹介者カードをどう使うかをもっと検討すべき。ⅲ)後援会活動を取り組むべき。ⅳ)和歌山の補選で連合推薦化がいない。不戦敗は今後の政権交代選挙に向けイメージが悪い。ⅴ)取り組みにあたっての組織対策は必要。

中央協

①次の参院組織内候補者についての話しはしていない。会のスタンスは、論議には参加したいがイニシアチブをとることはできない。現役から相談があった場合は応じる。現役が決定すれば、支部協代表者会議で論議したい。

②退職者の総括の視点の一つとして受け止める。NTT労組には意見があったことを伝える。

③情報労連組織は複合体であり、NTT労組のように一枚岩ではないので活動が難しい面がある。

④「国民民主党所属の島根県議会議員」については、第26回参議院議員選挙でご協力をいただいた。

⑤投票動向調査結果については、ⅰ)難しいが今後の検討課題とする。ⅱ)、ⅲ)組織内候補者が決定すれば支部協と相談する。ⅳ)意見は受け止めるが、地方連合の中でも議論したほうが良い。ⅴ)現役にも意見があったことは伝える。

2.生協システムへの既会員の緊急連絡先等の登録について

兵庫

①連絡先の情報収集を生協の加入促進の申し込み用紙でも実施できないのか。

和歌山

②緊急連絡先の使用目的を確認したい。和歌山は体制が取れており、この取り組みが本当に必要なのか。

滋賀

③実施方法について、支部協から直接生協システムに投入したい。

和歌山

④生協システムへのアクセスは、平素は2名ぐらいだが、災害時の対応はどうするのか?

中央協

①会のみ会員もおり、また、固定電話の廃止等も考えられることから、大変だが全ての支部協で取り組みをお願いしたい。

②目的は、大規模自然災害等の安否確認、被災状況確認などであり、役員宅や事務所の被災も想定している。また、局舎が無人になって使用できなくなり、地区協事務所が役員宅になった実態もある。ご協力を。

③支部協からの直接投入は、エラー修正の処理等が大変なこともあり、検討はしているが難しい。

④災害時は緊急対応を電通共済生協に要請する。

3.65歳で退職する組合員・65歳雇用継続組合員の退職者の会への入会について

和歌山

①職場で問題があれば分会で対応できている。65歳超社員の退職時期は総務でわかるので対応できる。問題を大きくしているのではないか。

京都

②「準会員」の定義をはっきりしてほしい。

中央協

①、②65歳超継続雇用者の退職時期が不明確なため、課題として昨年のブロック会議で提起された。中央協として、課題解決へ向け昨年11月の拡大支部協代表者会議で「準会員」制度を提起してきたが、先のWEB会議での報告のとおり、NTT労組本部から「準会員」制度導入にあたって課題提起があった。NTT労組の諮問会議の結論を待って5月の拡大支部協代表者会議で議論したい。

4.アピール21会員拡大報告

報告した加入結果については一部間違いを指摘されたことから精査し、再度報告することで確認された。

5.退職者の会役員の活動中の死亡事故への見舞金について

意見等はなく、確認された。

6.その他

滋賀支部協より、多くの支部協でHPを立ち上げているが、未設置の支部協もあるため、中央協HPの一部を使用できるようにしてほしいとの意見があり、中央協より、事務局内で検討するが相手方の支部協の都合もある、と回答し終了した。


提案する川辺事務局長

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