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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2022年8月29日
2021度第3回拡大支部協代表者会議

2021度第3回拡大支部協代表者会議は、7月20日東京・大塚でコロナ感染の急拡大のため、対面とWEB配信のハイブリッド会議とし、92名中78名が出席し、12名がWEB参加として開催した。
座長に本橋副会長を選出。「本会議はWEB参加の皆さんはユーチューブ配信のため意見等を受けることができないが、ご理解をお願いする。日程も一日に短縮し時間も限られているが、多くの意見をもらい議論を交わしていきたいので効率的な運営にご協力をお願いする。」と挨拶した。

森嶋中央協会長挨拶

中央協を代表して森嶋会長は来賓紹介後、「①コロナ第7波の中での開催となり、感染対策は万全にし、対面を基本にしつつ地域や家庭事情も考慮し、対面とWEBのハイブリッド会議とした。②拡大会議の意義は1年間の活動を振り返り、総会へ向けた課題等について議論する、重要な会議。本来2日間だがコロナの情勢から1日開催とした。③第26回参議院選挙について芸術的な勝ち方で三選を果たした。この間の支部協、地区協等の取り組みに感謝する。最大目標の『石橋みちひろ三選』は何とか果たしたものの、立憲は改選23議席から17議席と後退、一方、自民、維新は大きく議席を伸ばした。原因としては野党間の不統一、連合の政治方針、新型コロナウイルス感染下の運動制約等があると思われる。総括は現役の総括を踏まえて行うが、退職者の会として、政策・選挙戦術、会員・組合員の意識、組織体制など、支部協から見てどうだったかアンケート調査を行い、じっくりと総括し次に繋げていきたい。④総会に向けた課題としては、ⅰ.常駐体制について、ⅱ.会員の拡大については、今年度、入会率は50%を切り、前年比マイナス800名となった。会員の減傾向に見極めをつけなければならない。ⅲ.会員の高齢化に伴う課題と活動の活性化、ⅳ.役員の担い手に向けた後継者育成、ⅴ.女性役員については会員の31%が女性であり、役員の3割を目指し、なお一層の努力をお願いしたい。」と挨拶した。

来賓挨拶

はじめに、豊田NTT労組中央副執行委員長は、「①第26回参議院では、各支部協の献身的な取り組みで「石橋みちひろ」の三選を勝ち取ることができ、感謝申し上げる。同時に重点候補4名、北海道、千葉、愛知、京都についても激戦を勝ち抜き当選を果たすことができた。しかしながら、必達目標20万票には遠く及ばず、11万1703票にとどまったことには現役組合員に様々な要因があると思っており、このままでは3年後は戦えないという強い問題意識を持っている。全国大会で厳しい総括を行ったうえで十分な検証と分析をしていく。今回の選挙結果により立憲民主党の国会内での難しい対応が想定されるが、石橋議員も中核となり国会対応を強化してもらいたい。来年は統一地方選挙があり、検証・分析をふまえた闘争方針を確立していく。②会社組織の見直しに伴い、ドコモグループ本部の傘下に、コミュニケーション特別支部、コムウェア特別支部を設置する企業本部体制の見直しを来年の大会で確立していきたい。これにより組合員人数は東西よりドコモグループ本部が上回るため、グループ連絡会を含めた組織体制・機能の在り方、組織活動の在り方等について来年春の中央委員会で最終まとめを行う。組合員の立場に立って『次代につなげる運動』を行っていくので、引き続き、各県域で現役へのご指導をお願いする。」と挨拶した。

続いて、野田電通共済生協理事長は「7月中旬の集中豪雨で各地に被害が出ている。被害に遭われた方にお見舞い申し上げるとともに迅速な共済金の支払いに努力する。また、生協の各種取り組みのご協力に感謝申し上げる。ブロック会議での共済研修については、多くの質問、意見を頂いた。既にフィードバックしているが、有意義な研修と総括している。生協の第3期『中期事業計画(2022~2025)』では、生協組合員・家族の『安心・安全』に寄与する自家共済として持続可能性を堅持する正念場の3年間と位置づけている。社会情勢や基本組織の環境変化の危機感を共有し、課題を克服していき、福祉団体のミッションである組合員に寄り添い『お役に立つ』自家共済として、基本組織との『協働』により実践していきたい。」と挨拶した。

引き続き、石橋みちひろ参議院議員は「厳しい闘いだったが、支部協、会員の皆様のおかげで三選を果たすことができた。大切な議席を政策の実現で返していく。立憲民主党は改選議席23議席から6議席減らす17議席しか勝ち取れず、参議院の議席数は39議席となり、厳しい参議院の運営となる。自民党は改憲に向けて準備を始めている。なんとしても、次世代に『平和を守り抜く』『憲法9条を守り抜く』ため踏ん張っていかなければならない。働く者、生活者の声を大事にする政治を取り戻すため、連合、退職者連合と力を合わせ、心を合わせ、野党を作り直していく。まずは、立憲民主党の立て直しに向け、中堅以上の立場で、今回の選挙総括を丁寧に行っていく。これから6年間全力で努力していくと決意を新たにしているので、引き続き力強い応援をお願いする。」と挨拶した。

議事

休憩後、川辺事務局長が①今年度の主要な取り組みと全国総会に向けての課題について(別紙1)②第26回参議院選挙について③電通共済生協掛金等の口座設定について(別紙2)④「ありがとう」および「つなごう基金」の会計報告について⑤ライフアシストチラシ配布の終了について(別紙3)を一括提案。

その後、質疑・討論に移り、13支部協から質問・意見が出され活発な論議を交わした。(別紙「質疑・討論模様」

引き続き、小田ユアサポート企画業務部担当課長が退職者相談コーナー・相談内容別着信呼数(別紙4)を報告した。

全ての提案・報告を再度確認し、会議を閉幕した。


第3回拡大支部協代表者会議
挨拶する森嶋会長
挨拶する石橋みちひろ
提案する川辺事務局長
発言する新潟・上野事務局長
発言する福岡・大塚会長
発言する岩手・佐々木事務局長
発言する奈良・樟田会長
発言する山形・小座間事務局長
発言する島根・吉岡会長
発言する和歌山・藤田会長
発言する愛媛・尾﨑会長
発言する埼玉・金子事務局長
発言する岡山・松本会長
発言する京都・木戸会長
発言する北海道・峯後会長
発言する愛知・柳瀬会長
答弁する三上企画組織部長
答弁する大津政治担当部長

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