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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2022年6月9日
2021年度中国・四国ブロック会議模様

2021年度中国・四国ブロック会議は、4月20日~21日、鳥取市・ホテルニューオータニ鳥取で開催された。

出席者

中央協

佐々木副会長、本橋副会長、高橋副会長、川辺事務局長、中井監事…(5名)

支部協

岡山・松本会長、福円事務局長、広島・内海会長、藤原事務局長、山口・弁田川会長、烏田事務局長、鳥取・安田会長、山田事務局長、島根・吉岡会長、桐田事務局長、愛媛・尾崎会長、大森事務局長、大西事務局次長(オブ)、香川・下河会長、千田事務局長、高知・弘田会長、三ノ宮事務局長、坂本事務局次長(オブ)、徳島・坂本会長、大日事務局長…(20名)

福祉団体

電通共済生協・藤井常務理事、大本担当部長、十代中国ブロック推進部長、三浦四国ブロック推進部長、(株)きらら保険・余田取締役、秀野中国四国営業支店長、労連共済本部・林業務管理部長…(7名)

会議模様

  1. 座長 佐々木副会長

中央協あいさつ 佐々木副会長

ブロック会議にご参集いただき感謝申し上げる。中央協は、この対面の会議を開催するにあたり、ぎりぎりまで検討してきたが、3月21日「まん延防止等重点措置」が全国的に解除されたことにより万全を期して開催することとし、既に4ブロックで会議が終了している。しかし、コロナは依然高止まりの状況にあり、今日の会議や今後の諸活動もできる限りの感染防止対策を実施し安全第一で開催したい。屋外のレクは始まっているが、室内での計画はまだまだ予断を許さない状況であり、配慮した支部協の活動をお願いする。
あいさつは3点。①3月16日の福島沖地震について、家屋等への被災や東北新幹線の運休等大きな被害が出ている。福島、宮城からも家屋等への被災状況が報告されている。被災された方々へ心からお見舞い申し上げる。地震は防ぐことはできないが、これまでの経験を活かして減災への備えで被害を少しでも少なくしたい。②石橋三選について、7月10日投開票が有力視されているが、あと2カ月であり、大変厳しい状況である。退職者の会も地域によっては幹事会や会員との対面の活動ができない状況にある。それに立憲の支持率低下。現状、比例代表の当選は5人~6人ではないかと言われている。加えて連合会長の言動には違和感を感じている。野党の求心力も低下している。そうした中、石橋三選へ向けては、組織内を固めるしかない。中央協は、現役と連携し、前回の得票数の上積みを図り、大都市圏対策を実施し当選をめざす。③ウクライナへのロシア軍の侵略について、ロシア軍によるウクライナ民間人への大量虐殺が明らかになった映像が流されている。許されない戦争犯罪である。G7、EUなど、国際社会の連携で一刻も早くこの戦争を停戦・終結にしなければならない。そうした中、ウクライナでは、国内外で1000万を超える避難民が出ている。退職者の会もNTT労組と連携しウクライナ緊急支援カンパを実施した。支援金は、4月11日現在、退職者の会だけで10,721,454円、現退合わせて32,188,854円の額が集まり感謝申し上げる。3500万円にして現役と連携し人道支援として寄贈する。寄贈先等は、決定次第NTT労組新聞や、支部協代表者会議で報告する。

安達中国総支部委員長あいさつ

日頃より、グル連での諸活動に御礼申し上げる。また、ウクライナカンパに賛同いただき感謝申し上げる。人道的に使用したいので決定次第お知らせしたい。一般市民や子供も犠牲になっておりロシア軍の一刻も早い撤退と、国際社会で裁きを受けるべきと思っている。NTT労組は平和の運動を行い発信してきた。今回の事は政治の誤りであり政治に参加する事の大切さを伝えていきたい。2022春闘と石橋の取り組みについて申し上げあいさつとする。①今春闘の特徴として、非正規社員も含め全ての雇用形態で月例賃金の改善ができたこと。②人事賃金体制の見直しについて取り組む背景にはグループの再編があり、人員流動がしやすい体制への見直し、ICT.DXへの対応する高スキル人材が求められ、相対評価から絶対評価への変更等がある。職場の組合員を集めたりができなくなるなど組織管理の課題を感じている。③石橋三選について、役員が組合員へ声掛けを行えば結果に結び付く。中国総支部は捨てられないように冊子の資材を作った。現退で会員宅訪問を実施し名前を書くよう浸透を図っていく。

この後、自己紹介し、電通共済生協 藤井常務理事、労連共済本部 林業務管理部長、きらら保険 余田取締役からそれぞれあいさつ。

組織課題の特徴点について

岡山

  1. コミュニケーションづくりは、年4回の機関紙発行と「お元気コール」
  2. レクはゴルフ大会を開催予定、参加者が多い。
  3. 女性役員はもっと増やせればいいのだが難しい。
  4. 会員拡大は、昨年初めて会員数が減少した。新規より死亡が多かった。
  5. 常駐体制は会員の要望を把握して検討。
  6. 高齢会員は80歳以上が20%、連絡が付かない会員に他の会員からの情報や現地確認を行っているが踏み込んだ対応が必要。

広島

  1. コミュニケーションづくりは、年6回の機関紙・号外発行と「お元気コール」
  2. 規約改正を行い幹事を150人に1名とした。地域が広いので交通費がかかる。常駐者の事務局会議を2週に1回開催。
  3. 会員拡大は、カタカナからは要請がない。説明会も不参加。
  4. 高齢会員は施設入居や一人暮らしなどどうやって連絡を取るかが課題。

山口

  1. コミュニケーションづくりは、コロナ禍で活動がしにくい。全会員への「お元気コール」
  2. 女性文化サークルを立ち上げ好評。
  3. 会員拡大の説明会で会長が「R4年の年金額改定」を説明。
  4. 常駐体制はきめ細かい対応でコミを深めている。
  5. 高齢会員80歳以上(487人)へお元気コールを行い、共済契約がある場合は契約内容との整合性を確認するなどのサポートを実施。会員名簿に年齢を入れ適切な対応を行う。

鳥取

  1. コミュニケーションづくりは、「お元気コール」と70歳以上宅への訪問(コロナ禍で未実施)
  2. 常駐体制は3人体制、共済の処理を事務局長が行っているが、他の役員もできるようにしていきたい。

島根

  1. コミュニケーションづくりは、機関紙の発行。従来は手配りだったが、高齢化により10年前から郵送に変更し、届かないと調査している。また、ありがとうギフトは発送の1か月前に電話をかけ情報収集を実施。
  2. 常駐体制は5名中2名が女性。
  3. 女性役員は32.7%。
  4. 3月以外の会員拡大も可能が限り支部協役員が同行。
  5. 高齢会員へ家族や親戚等の第二連絡先の登録を推奨。

愛媛

  1. コミュニケーションづくりは、お元気コールと訪問、団扇を作成し配布。生協にスポンサーになってもらいたい。ありがとう対象者に「おめでとう電話」。地区協全役員会議の開催や幹事会ニュースの発行。
  2. 高齢会員へは接点を増やす工夫を地区協に呼び掛けている。
  3. 独自に支部協としてウクライナ支援街頭カンパを実施し、OB等から激励の電話があった。

香川

  1. 会員の減少に歯止めがかからない。高齢化で2年先には80歳が半数以上となる。
  2. コミュニケーションづくりは、コロナ禍でこれまでの活動はできない状況にあり、会員間の交流の場が減少した。機関紙を5回発行から6回へ変更し、コミュニケーションの充実に努めた。機関紙の手配りは111人で93%をカバーしている。「80歳お元気ですか訪問」を55会員宅で親交を図った。
  3. 女性役員は、もともと女性会員が少ないのが要因。
  4. 会員拡大は今後65歳雇用延長者をどうキャッチするかが課題。
  5. 高齢会員に生活状況調査を実施中(3年に1回参院選に合わせて実施)。課題にして組織検討委員会PTで議論を進めている。

高知

  1. 総会は3年ぶりに対面で開催。機関紙は年4回、編集委員会(10名)を開催し発行。
  2. 会員拡大はウエルカム懇親会を開催した。
  3. 常駐体制の午前中は必要に応じて四役で順次対応。
  4. 高齢会員は各地区幹事や電友会情報をもとに対応。

徳島

  1. 花見の会・親睦旅行・里山歩きは中止。書面総会の採決ハガキに近況等を募集し「2021年会員近況だより」を発行。「2022年春の近況だより」を発行予定。
  2. 女性役員は2名、レク等の事務局を担当。
  3. 会員拡大は個別対応で説明。
  4. 常駐体制は18名体制で実施。
  5. 高齢会員は一人暮らし会員約100名へ往復ハガキ等による情報交換を実施。連帯感をもった会員が76歳を超えており年々活動が稀薄になる傾向。

中央協

  1. 真摯に活動していただいている状況を理解した。レクはコロナ禍の中でケースbyケースで、室内は難しいと理解している。全部中止してしまうのではなく地域にあった活動をしてもらいたい。
  2. 高齢会員については、他のブロックからも同様の内容が報告されている。
    他支部協の事例で80歳以上の会員へ手紙を出し、了解を得られれば今後定期的に連絡をし、孤立化を防ぐ対応をしている支部協もある。いずれにしても今後増々会員の平均年齢が上昇し、会員減から地区協の統廃合の議論が出てくる。そうしたことを全体で論議していく。
  3. 会員拡大は、東・西以外の企業本部の退職者説明会への参加率が悪いことがこの間、指摘され中央協として、NTT労組本部には対応してきた。再度、実態を踏まえ対応する。
  4. 65歳超雇用継続者の対応は、他のブロックでも課題として出され、中央協としても検討しており、例えば〈準会員制〉等だが、中央協は組合費と年会費の両方徴収しないとの考えであり、また「ありがとう」の関連もあり、ブロック会議等できめ細かな議論をしていきたい。
  5. 女性役員の拡大は、会の活性化につながると思っている。会員数が少ない事や家での事情もあるが、できるだけ拡大の取り組を進めてもらいたい。
  6. PCの件は、置かれている環境が様々であり、一昨年は通信環境対策費を出したが、今後、多くの意見があれば検討するが財政面で厳しい。
  7. 「弔慰金」の手交については、現在「弔慰金」についてユアサポートから生協支部へ送金され、支部協や個人へ送金されているので生協支部と対応してもらいたい。

以上、1日目を終了した。

2日目

2.「石橋みちひろ」三選への支持・支援拡大の取組みについて

川辺事務局長から①第49回衆議院議員選挙の中間総括、②第49回衆議院議員選挙における会員・組合員の動向調査の主な事項の報告③第26回参議院選挙「石橋みちひろ三選」の取組みについて提起した。
これを受けて全支部協からが報告された。

全体的な状況と質疑内容は別紙のとおりであり、会議を終了した。


2021年度中国・四国ブロック会議模様

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