安心・信頼、生きがいあふれる21世紀、みんなと共に!

NTT労働組合退職者の会

トピックス

2021年10月4日
20年度第3回支部代表者会議

20年度第3回支部代表者会議は、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から集合開催を断念し、全国の支部協を三つのグループに分け、8月23日(午前10時、午後2時)、24日(午前10時)の3回、Web方式による会議を開いた。

第一のグループ 北海道、東北、東京、関東、信越の17の支部協

司会は、高見副会長が担当。

最初に森嶋会長は、「8月中旬からの災害による被害地の皆様にお見舞い申し上げる。被害の詳細はこれから明らかになるが、ハザードマップの活用等で努力していかなければならない。
コロナの感染拡大は一向に収まらず、自宅療養、医療崩壊が全国で散見され、医療災害というより人災に近い。この2年間、無策であった国や都の政治責任は重大である。
本日の会議もWEB会議となり、9月の全国総会も「書面」による開催をベースに再検討せざるえない状況にある。
代表者会議のテーマは、全国総会に向けての意思統一にある。柱は3点。①常駐体制のさらなる充実について、方向性の確認を行う。②組合員との交流等コロナ禍における活動の充実。③政治の転換を図ること、である。当面する政治日程における、衆院選挙は、先日の横浜市長選挙の影響で流動的であるが11月末までには行われる。組織内の「たじま要(千葉1区)」、「岡本あきこ(宮城1区)」、準組織内「山野井和則(京都6区)」に勝利し、来年の参議院選挙での組織内「石橋みちひろ」の三選をはじめ、推薦候補の必勝につなげるよう全力で取り組みたい。
まずは、本会議を経て全国総会を成功させたい。また、次年度は対面での活動ができるよう努力したい。」と述べた。

続いて、豊田中央副執行委員長は、「各支部協においては、コロナ禍が収まらない中、これまでと同じような取り組みが出来ない中で創意工夫した取り組みをしていただいていることに感謝申し上げる。
向こう2年間の運動を進めるにあたっての基本認識について申し上げる。NTT労組を取り巻く環境については、組織人員の減少や財政の縮小、コロナ禍に伴う課題の複雑化や役員発掘・育成等厳しい環境下であるがゆえに,今後も単一組織としての求心力を高める事が必要だと認識している。
具体的課題については、①組織強化については、職場はリモートワークが進む中、組合員との接点や意思疎通をどうするかが課題であり、組合員にどう参画してもらうか難しい課題であり中央本部も危機感を持って検討していく。また、度重なる自然災害に備えて、グループ連絡会と各支部協と連携し、災害対策強化を引き続き行っていく。②政治について、衆議院議員の任期満了は10月21日、自民党総裁の任期は9月30日であり、今後大きく政局が動くことが想定される。菅政権は、度重なるスキャンダルや不祥事への追及を避け、コロナ対策もすべて後手、後手など、多くの国民の信頼を失っている。国民の命を最優先に普通に生活する人たちのための政策を実現するために、政権選択選挙であるこの衆議院選挙をなんとしても勝利しなくてはならない。組織内千葉1区「たじま要」宮城1区「岡本あき子」準組織内京都6区「山野井和則」の小選挙区での勝利とすべての推薦候補者の勝利に向けて取り組むので、退職者の会の皆さんのご協力をお願いしたい。そして、来夏の参議院選挙での組織内「石橋みちひろ」の勝利につなげたい。
最後に電気通信共済会『社員選挙』への例年どおりの立候補に協力をお願いする。」と挨拶した。

続いて、石橋みちひろ議員から日頃の支援の感謝と、来年7月の第26回参議院選挙に3期目の挑戦にあたり「新型コロナウイルス感染が1年半以上続き、非正規労働者や高齢者等弱い人に公的支援が届かないなど影響が出ている。安心が提供される社会を作るのは、政治であり、その役割を果たすため社会的課題に取り組み『つながってささえあう社会』の実現をめざして今後も、活動していきますので、ご支援をお願いいたします。」とビデオメッセージでの決意表明を視聴した。

その後、川辺事務局長から「①ブロック会議の総括と全国総会議案について(別紙1別表は省略)、②全国総会の開催方法について、③ありがとう会計報告、④NTT労組新聞の帯封の連絡先変更について(別紙23)、⑤電気通信共済会「社員選挙」へ向けた準備について(別紙4)を一括提案、質疑・討論に入った。

質疑・討論

1. ブロック会議の総括と全国総会議案について

山形

労連共済本部の「あいあい」の給付支払い方法は、当該の支部協からNTT労組総支部、そして「あいあい」へ請求が行くが、給付は、「あいあい」から「総支部」そして当該支部協を経て会員へ支払われており、直接会員へ送金するなど簡素化できないか。

中央協

労連共済本部と対応する。

栃木

支部協の常駐体制は、何とかやれる見通しが立ち、10月から実施していく。財政措置は、会計年度として予算化していいのか。

中央協

財政措置は、実施の可否を確認した上で、交付する。

青森

支部協の常駐体制は、否定しない。退職者の会員は、今は若干増えているが、今後減少傾向となることが想定される。一方、現役の分会も専従者一人、あとは非専従者であり、グループ連絡会の運営、生協活動、会計など抱え、負担が大きくなり、財政状況は、組合員の減少とともに厳しくなっている。退職者の会は、現役からの支援により、現時点では恵まれているが、いつまでも続かない。会の組織と財政について検討委員会を立上げ、検討を行うべきだ。

中央協

退職者の会をとりまく現状、NTT労組の現状からみて、財政状況が厳しくなると認識しており、今後、どうしていくのか検討は必要であるが、退職者の会として可能な限り自立的な運営が求められる。
今後とも現役には協力を頂くが、限界もあり、これらを織り込んで運営していく。秋の第1回拡大支部協代表者会議に向け、どう対応していくか検討を深めたい。

青森

日本退職者連合の加盟名称について、県レベルについても統一して対応すべきだ。

中央協

加盟方式については、産別加盟が基本であり、情報労連NTT労組退職者の会として加盟する。その上で、今後、情報労連の中に、通建連合などの組織が退職者の会として立ち上がれば、情報労連退職者の会に入ってもらい、NTT労組退職者の会もその中で統一して活動できるものについては活動していく。
県レベルでは、情報労連の冠を付けているところ、付けていたが外したところなど様々であり、統一して対応することはできないが、県レベルでNTT労組分会、情報労連県協、県退職者連合との合意があれば冠をつることを否定するものではない。

2. 全国総会の開催方法について

宮城

全国総会に向けた進め方はどうか。

中央協

全国総会の日程、進め方は口頭提起したとおりであるが、詳細については、明日24日に告示と合わせて事務連絡を発出するのでそれにより対処して欲しい。

3. ありがとう会計報告

岩手

ありがとう会計について口頭報告がなされているが、文書で出せないか。

中央協

ありがとう会計については、会計処理、運用は、NTT労組中央本部が行っており、出せる方向で本部と相談したい。

4. NTT労組新聞の帯封の連絡先変更について

特段の意見なし

5. その他(電気通信共済会「社員選挙」へ向けた準備について

宮城・福島からブロック内での立候補の調整の在り方について意見があったが、ブロック内で調整していくことを確認した。

第二のグループ 北陸、東海、近畿の13支部協

1. ブロック会議の総括と全国総会議案について

京都

  1. 会員拡大について、現役の意気込みが大きな影響を与える。東・西企業本部以外の企業本部の課題認識について伺いたい。
  2. 支部協常駐体制充実の財政支援措置継続の展望についての見解は?
  3. 衆議院選挙は、組織内、準組織内、重点候補を抱える支部協だけでなく、政権選択の選挙であることから、全支部協が全力で取り組むことが石橋三選につながる。その基本認識を合わせるべきである。

中央協

  1. 現役は、年度初めの企業本部組織部長会議で退職する組合員の「会」加入について、対象者把握などについて意思統一をする。コロナ禍でリモート勤務する組合員も多くいることから、昨年12月に企業本部組織部長会議の中で再度意思統一した。難しい課題はあるが、今後とも現役と連携し加入率拡大に向け取り組んでいく。
  2. できる限り財政措置継続へ向け、現役と連携・情報共有しつつ取り組んでいく。
  3. 第49回衆議院選挙とそれに続く第26回参議院議員選挙については、同様の認識をしており、ご指摘は受け止めたい。

大阪

  1. 石橋三選に向け今後の日程について教えて欲しい。
  2. 全国総会議案のポイントは、いつ頃NTT労組新聞に掲載されるのか。

中央協

  1. 支部協総会の日程や国会開催日程などを考慮しNTT労組と相談して対応する。
  2. ポイント掲載は、9月上旬を考えている。

和歌山

退職者連合へ産別として加盟することは、了解しているが、情報労連内の他の組合も退職者の会活動を共にすれば、規約の変更をしなくても良いのか。

中央協

情報労連内の他の単組においては、退職者の会活動は現状活発ではないが、今後NTT労組退職者の会と活動を一緒に活動するのであれば、情報労連が規約を改正すべき。今回は、退職者連合は産別加盟が基本なので加盟名称を変更することとした。

福井

  1. コロナ禍で、この2年間、会員との対面ができていない。新たな運動スタイル模索したい。こうした中で石橋さんの浸透が進んでいない。三選にも影響が出るのではないか。現役は、危機感をもって取り組みを強化すべき。
  2. 諸会議開催に向けては、最大限安全対策を徹底して対面での会議開催を検討してもらいたい。

中央協

  1. 現役もコロナ禍で活動が思うようになっていない状況。そうした中で、石橋三選へ向け現・退一致で最大限の取り組みを展開する。
  2. 中央協としても、何とか対面での諸会議開催を模索したが、同居家族の不安払しょくがあることも理解してほしい。今後とも対面での会議開催に向けて検討を重ねる。

2.全国総会の開催方法、3.ありがとう会計報告は、意見なし。

4. NTT労組新聞の帯封の連絡先変更について

兵庫

現状、NTT労組新聞停止は、総支部へ連絡して対応している。この方法を変更するのか。

中央協

変更せず現状の対応をお願いする。

5. その他 電気通信共済会の社員選挙への準備について

福井

東海・北陸ブロックの候補者選出については、これまで東海4支部協で4人選出。北陸3支部協で2人選出してきた。従前どおり対応する。

中央協

了解。

第三のグループ 中国・四国・九州の17支部協

1. ブロック会議の総括と第23回全国総会議案について

福岡

  1. ブロック会議で出された意見等の情報が知りたいので、他ブロック会議模様などを全国展開してほしい。
  2. 会員拡大について現状では現役にほぼ頼り切っている。中央協としてはどのような課題認識を持っているのか?

中央協

  1. 現在、ブロック会議、拡大支部協代表者会議の模様についてまず、支部協へ送信し確認し、その後、退職者の会のホームページを利用し必要なものを掲載している。
  2. 現在は企業本部組織部長会議の中で具体的取組について意思統一している。ポイントは、会社側からの対象者情報の把握であり、また、70歳までの雇用延長など新しい課題もあるのでそのことを含め対応する。

愛媛

  1. 総選挙等に向けて、現在、「石橋みちひろ」の協力党員となっているのを地域党員としも活動できるようお願いしたい。
  2. 全国総会議案の方針として年金・医療・介護などの社会保障制度の充実について、織り込んでほしい。

中央協

  1. NTT労組と相談する。
  2. 検討したい。

2. 全国総会の開催方法について

特段の意見なし

3. ありがとう会計報告

大分

口頭報告でなく文書でほしい。

中央協

会計処理等はN労中央本部が行っているので、相談し出せるよう検討したい。

4. 「NTT労組新聞」帯封記載の連絡先の変更について

特段の意見なし

5. その他(電気通信共済会「社員選挙」に向けた準備について)

各ブロック内で調整することを確認した。


WEB会議に臨む中央協
Web会議模様
挨拶する森嶋会長
挨拶する豊田副執行委員長

トピックスの一覧に戻る

このページの先頭へ戻る