近畿ブロック会議は、5月18日、午前10時からリモートにより開かれた。
対象は、和歌山・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良の6支部協の会長・事務局長。
会長挨拶、石橋参議院議員のビデオメッセージ、中央協からの提起は、先に行われた九州ブロック会議と同様であり、割愛し、討議模様のみ報告する。
一.「ブロック会議報告」に基づき、各支部協より報告が行われた。
1.会と会員のコミュニケーション
会の会員とのコミュニケーションの活動状況は、別紙1(XLS:15KB)のとおり、特徴的には、各支部協ともコロナ禍において、その中心であるレク・サークル活動は多くが中止・延期となったが工夫をし、開催しているところもあった。各支部協とも機関紙を活用しながら、会員とのコミュニケーションの維持に苦労が多く見られた。
2.退職予定者に対する会員の組織拡大
退職予定者に対する会員拡大に向けた取組みは、別紙2(XLS:12KB)のとおり、コロナ禍において、NTTの退職予定説明会が中止となったところや現役のみの対応となったところもあるが、大概のところではグループ連絡会との連携によって会員の新規加入を果たした。
なお、途中退職者への対応やカタカナ企業本部への対応、会社側からの情報不足など今後の課題となっている。
3. 衆議院選挙の情勢について
全支部協から各選挙区の情勢について報告があった個々の選挙区情勢は割愛するが、選挙区によっては擁立できていないところ、現在、準備を進めているところもあり、野党共闘の中、共産党との課題も指摘された。
二. 支部協常駐体制の充実について
京都
中央協提起の「支部協常駐体制の充実」については、基本的に賛同します。その上で、財政措置等の考え方が示されていますが、これは「支部協会費」の問題にもつながることから、慎重な対応が必要である。既に常駐体制が出来上がっている支部協へのヒアリングを含めた全体での議論が必要ではないか。
兵庫
財政措置は今後、毎年の話で、NTT労組で了解しているのか。
中央協
財政措置はNTT労組から一定程度確保し、残りは中央協からプラスする。支部協会費については以前、支部協活動の裏付けとして、支部協財政の自助努力を求めてきた経過がある。地区協組織を作れば経費が必要であり、今の会費がある。それを尊重しつつ各支部協の活動を充実するための財政措置であり自主的な活動の充実に活用していただきたい。
司会
本課題の論議は今日で終わりではない。今後、拡大支部協代表者会議でも議論し、全国総会では方向性をだすために引き続き、検討をおこなっていく。
三. 「石橋みちひろ」の必勝に向けた当面の具体的取組みについて
京都
来年の参議院選挙を今、取り組まなければならないのか。今は、数ヶ月後に迫った解散・総選挙に全力をあげるべきだ。
「石橋3選必勝」の取り組みは、その後に具体化すれば良い(との判断が必要)と考える。「必達目標」は現役とスリ合わせしたものだろうが、吉川さおり選挙の総括をどのように活かして、石橋の選挙につなげるのかが、何より重要である。
中央協
退職者の会の特殊性として現職と違い、一つの取り組みを行うにも時間がかかる。来年の選挙には今から取り組まなければならないと考え「石橋みちひろ」の取り組みについては提起した。組織内、準組織内、重点候補を抱えている組織は、まず衆議院解散・総選挙を優先に取り組んでもらいたい。その後に石橋の取り組みをお願いしたい。必達目標は現役と合わせた。石橋の取り組みは第22回全国総会の総括・方針を踏まえ提起した。各支部協は、地域事情もあるので衆議院議員選挙は来年の参議院議員選挙の前哨戦としてとらえ、会員への取り組みをお願いしたい。四. 日本退職者連合への加盟名称の変更について
意見なく、原案どおり確認された。
五. 奈良県支部協より
組織内議員 奈良市議会議員「ひぐち清二郎」の決意表明があり、全体で激励の拍手を送った。