20年度ブロック会議は、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から集合開催を断念し、5月13日から27日の間、6ブロック（①九州、②中国・四国、③近畿、④東海・北陸、⑤北海道・東北、⑥関東・信越・東京）と、Web方式による会議を開いた。

司会者は、佐々木副会長が担当し、「新型コロナウイルスの感染に伴い、一年半支部協の皆さんと対面での会議等ができていない中、支部協は創意・工夫して、会員とのコミュニケーションを取る努力していることに敬意を表します。こうした中、コロナは変異株に変わり重症率が高く、更に感染拡大が濃厚になっている。政府の消極的な対応で乗り切ることができるのか。早く平常の生活に戻ることを願っている。今回は2時間と限られた時間の中で効率的に進めたい。」と述べた。

最初に森嶋会長は、「コロナ禍の中での日々の活動に敬意を表します。また、会員拡大については工夫した取り組みにより、拡大できたと思っている。会員とのコミュニケーションでは、支部協ニュース、イベント、お元気コール等の活動に感謝を申し上げる。今回のブロック会議では今後の活動の充実に向けて意見交換をしていきたい。
今後を見通した場合、コロナのワクチン接種状況を踏まえても向こう1年間は、状況は大きく変わらないと思われる。これを前提とした活動をしていかなければならず、基本は支部協の活動だと思っている。そのため、今回、常駐体制を充実し、全国統一した体制の再構築を図っていきたい旨の提案をしている。「会」の自立的な活動を進めるためにも、体制を整える事にご理解を頂きたい。プラスαの活動を進めるための中央からの財政措置については、組織状況を鑑みれば、今回がラストチャンスとなると考えている。
また、退職者の会は2023年に50周年を迎える。節目を迎えるにあたって『会』の充実について議論していきたい。」と述べた。

続いて、石橋みちひろ議員から日頃の激励、応援の感謝と、来年7月の第26回参議院選挙に3期目の挑戦にあたり、「みんなが安心して暮らしていける社会を作っていくため、先頭に立って社会的課題に取り組んでいく。」とビデオメッセージでの決意表明を視聴した。

続いて、各支部協から①コロナ禍での会と会員のコミュニケーションの状況、②退職者説明会の取り組み、③政治課題について特徴的な報告を受けた。
引き続き、川辺事務局長から「①支部協常駐体制の充実に向けて（別紙1）、②『石橋みちひろ』の必勝に向けた取り組み(別紙2)、③日本退職者連合への加盟について（別紙3）」を一括提案、質疑・討論に入った。

この後、司会者から新型コロナウイルスの感染が早く収まり、拡大代表者会議は対面で開催できること期待していると述べ、会議を終了した。

九州ブロック会議は、5月13日午前10時からリモートにより開かれた。
対象は福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄の8支部協の会長・事務局長。

一.「ブロック会議報告」に基づき、各支部協より報告が行われた。

1.会と会員のコミュニケーション（別紙1）(XLS:14KB)

1. 機関紙の充実に向け全支部協で工夫した取り組みを行っている。発行回数を増やした支部協は福岡（4回から6回）。沖縄は毎月発行し会員に喜ばれている。9月に200号を迎えるので、記念号を発行予定。大分は全会員（1600人）にアンケートの実施した結果、回収率は76.5％で、今後の活動に活かしていく。
2. お元気ですかコールの活動については、訪問対応が難しい中、電話により計画・実施するなど創意工夫をした取り組みを行っている。年2回計画（佐賀）。
3. 各種会議については、オンライン開催が主流だが、地区協との連携は従来通り密接な関係を図っている。
4. 各種行事については、支部協主催の行事が中止せざるを得ない状況に置かれているが、感染拡大が少ない地区協では予防対策を徹底し屋外でのレクを実施・計画している。

2.退職予定者に対する会員の組織拡大（別紙2）(XLS:12KB)

退職者説明会の取り組みについては、集合説明会が難しい状況下、G連との連携により分散開催、個別対応など工夫した取り組みを行い、昨年を上回る加入率となっている。

二. 支部協常駐体制の充実について

沖縄

常駐体制の充実について、4月の幹事会で情報共有を行ったところ、出番が増えることに抵抗があった。幹事の数を増やすのはスムーズにいかないので、再議論はするがご理解を頂きたい。

三. 「石橋みちひろ」の必勝に向けた当面の具体的取組みについて

沖縄

「石橋みちひろ」のサポートカードはいつ頃発送されるのか。また1回きりなのか。
掲示されているQRコードは中央協のHP退職者の会のコードのみか。

四. 日本退職者連合への産別としての加盟について

意見なく、原案どおり確認された。

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