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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2019年4月3日
2018年度東京・関東・信越ブロック会議

東京・関東・信越ブロック会議は、3月26日~27日、埼玉県浦和ワシントンホテルで開催された。

中央協からは、高石副会長、上野副会長、川辺事務局長、中井監事、4名が参加した。

支部協からは、東京・山梨・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・長野・新潟の各支部協の会長、事務局長(栃木は事務局次長)が参加した。福祉団体からは、電通共済生協、きらら保険サービス、労連共済本部、ライフアシストが参加した。

座長に高石副会長を選出して始まった。
冒頭、上野副会長は「①最近の国会情勢と統一自治体選挙、今夏の参議院選挙②大きな災害をもたらした自然災害に今後どう対応していくのか」について挨拶した。(詳細は、九州ブロック会議と同様であり、参照して下さい)
続いて自己紹介のあと春木電通共済生協常務理事、森脇労連共済本部総務経理部長、清野きらら保険サービス執行役員、太田ライフアシスト常務取締役がそれぞれ挨拶した。(他のブロック会議を参照して下さい)

休憩後、川辺事務局長が会員拡大関係の資料について説明した。
その後、各支部協から支部協の役員体制、常駐体制、会員から問い合わせ内容、総会の開催状況、各種催等と会員の参加状況、地区退職者連合の役員派遣状況、機関紙の発行状況等について報告書に基づき報告があった。

1. 会員の拡大の取り組み

会員拡大の取り組みは、全支部協ともグループ連絡会と連携し、福祉団体も参加し、積極的に取組んでいることが報告された。
特徴的には、①入会のお礼状、ニュース、5つの行事案内を送付している。(埼玉)②退職予定者に対し、分会役員が個別に日にちを指定させ、出席日を決定。不都合者には、分会役員が対応(茨城)③組合組織のないグループ会社勤務の退職予定者の把握と周知が必要(群馬)④総支部所在以外のグループ連絡会では、退職者数、加入者数ともに総支部が集約しないと把握できず苦慮している(神奈川)との意見か出された。
中央協は、「退職者の加入は、現役の責任で行うことが、組織方針となっている。中途加入や他の会社からの退職者は生協手続きがでてくるところでの対応が必要であり、NTT労組本部にも伝える」と答弁した。

2. 緊急時の連絡体制

緊急連絡体制では、若干の濃淡はあるが、各支部協では、緊急連絡先(携帯電話と親族等の連絡先)の把握に努めており、お元気コールや訪問などを通じてさらに精度をあげる努力が続けられている。
中には、プライバシーポリシー(管理体制、利活用の範囲等の基本的な考え方)を整理し、運用している。(群馬)との報告もなされた。

3. 大規模災害のカンパ活動

大規模災害のカンパでは、全国的なカンパ活動とは別に支部協で基金などをつくり激甚災害地域に指定された支部協へ送っているところがある(埼玉・千葉)が、各支部協では、文書と振込み用紙(払込取扱票)を送付して対応したところと地区協を通じて協力を要請し、役員やレク行事を通じて取組んだところがある。
なお、今後の複合化・頻発化・広域化する災害へのカンパ活動のあり方そのものについての意見は少なかったが、「災害が多い時にどうするかがあるが、助け合いからカンパがあってもよい。ただし、ある程度は、回数は最小限の方が呼びかけやすい。(長野)」「カンパ金の配布は線引きして欲しい(東京)」との意見があった。
また、この他、「東日本大震災復興・再生に向けたチャリティ地引(義援金79,500円)、NTT東日本・神奈川事業部が取組んでいる『福島ひまわり里親プロジェクト』へ参加、ひまわりを育て3.1kgの種を寄贈した。(神奈川)」との報告がなされた。
中央協は「カンパの在り方についてブロック会議で意見をもらっている。西方面では、台風が毎年のようにやってきて災害をもたらすことから、台風を対象とすることに懸念が示されている。カンパは、現退一致でやる方向で検討したい。また、配布の在り方も被災状況を全会員に把握をお願いしたところもあり、問い合わせが輻輳したところもある。いずれにしても会議での意見を踏まえ、拡大支部代表者会議で一定の方向を出したい。」と述べた。

このあと川辺事務局長より退職者連合への加盟方式について、口頭で現状と今後の対応について報告。動きがあれば5月の拡大支部協代表者会議で論議することを確認した。

二日目

4. 統一自治体選挙、参議院選挙の取り組み

川辺事務局長より、配布されている政治関連資料について説明し、また、中央協が発行する号外や支部協へ配信するニュースについて説明後、統一自治体選挙および参議院議員選挙の取り組み状況について各支部協より報告を受けた。要約すれば以下のとおり。

  1. 「吉川さおり」の浸透に向け、各支部協とも、支部協ニュース、地区協会報、号外を発行し情宣活動を活発化している。重点的には吉川の浸透を第一義に、個人名の記載、期日前投票、危棄権防止を訴えることとしている。
  2. 各支部協の支持者・紹介者カードの取り組み状況は低調であると認識しており、今後、地区協幹事会やブロック幹事会を開き、未提出会員へ働きかけを行い、電話や訪問活動により上積みを図ることとしている。
  3. 会員との総対話活動は、概ね電話でのお元気コールと会員宅訪問を予定しており、安否確認の連絡先の登録、電通生協の加入促進などを有機的に結合し、「吉川さおり」の浸透に全力をあげる。
  4. 紹介者に対する取り組みは、一般用に活用できる「吉川のリーフレット」が必要である。
  5. 吉川と組織内議員等とのセットの取り組みは、既に統一自治体選挙で支持者、会員への訪問や電話かけ、チラシ配布等を行なっている。
  6. グループ連絡会と連携は、概ね良い関係にあり、情報交換も行われているが、獲得目標については今後、調整するとしている。

中央協からは、「今回から紹介者カードのとりくみ方が出したところの支部協で自己完結で実施することへと変わった。支持者・紹介者カードの上積みに向けてカードの追加については、支持者・紹介者一体のものをつくるので連絡して欲しい。期日前投票と政党名より個人名の記載の徹底を果たして欲しい。一般用(紹介者用)のリーフレットについては、政治部と相談し、別途、返事する。」と述べ、残された期間、統一自治体選挙、参議院選挙「吉川さおり」の必勝に向けて全力をあげて取組む決意を固めた。


主催者を代表して挨拶する上野副会長
報告・発言する参加者

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