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NTT労働組合退職者の会

トピックス

2018年4月16日
2017年度東海・北陸ブロック会議

東海・北陸ブロック会議は、3月28日~29日にかけて、岐阜市の岐阜グランドホテルで開催された。

中央協からは高石、上野の両副会長、川辺事務局長、柳瀬監事の4名、NTT労組からは稲垣職員が出席。支部協からは岐阜、愛知、静岡、三重、石川、富山、福井の会長等と事務局長が。福祉団体からは、電通共済生協 玉置常務、中村経営企画担当部長、森本・東海ブロック推進部長、岩倉・北陸ブロック推進部長 労連共済本部 林 業務管理部長 ㈱きらら保険 高橋副社長、滝澤営業企画担当部長、須田東海支店長、飛坂北陸営業所長 ㈱ライフアシスト 太田常務取締役の総勢29名が出席。

会議は、高石副会長が座長をつとめ、午後2時から始まった。

まず、中央協を代表して上野副会長は、挨拶を行った。その中心は中国・四国ブロック会議を参照。その他では「①森友学園問題について、佐川前財務省理財局長に対する証人喚問を行なったが刑事訴追を理由に拒み全く何も解明できなかった。全容解明に向け、野党が結束し今後とも手を緩めることなく追求すべき。②財務省の決算文書改ざんにより、内閣支持率が低下しており、自民党総裁三選や憲法改正も微妙になりつつある。今後の政治日程は、来年の統一自治体選挙、天皇陛下退位、参議院選挙、G20などから今年の秋ごろ発議されるのではないか。これを阻止するための行動を起こさなければならない。」と述べた。

続いて、来賓としてあいさつした地元東海総支部豊田委員長は、春闘の妥結結果と政治課題の二点について述べた。特に、「吉川さおり」候補の浸透へ向けて、現・退一致で取り組んでいく。と決意を述べた。

続いて、福祉団体から、挨拶があった。(内容は、中国・四国ブロック会議を参照)

このあと、川辺事務局長が資料の説明を行った。

各支部協から、活動状況について報告書に基づき特徴的な活動等の報告・質問・意見等

岐阜

会員拡大について、3月末退職者対象の退職説明会に、岐阜グル連主催2回と愛知グル連主催1回に出席し「入会のご案内」を説明しつつ加入勧奨を行い85名が入会したが(加入率89.5%)まだ西本部以外の組織から加入届がきていない。

また、昨年1月より会員とのコミニュケーションの一環として、ホームページを開設し活動状況や44サークルの紹介、会員の動静、問合せ等のコンテンツがある。サークル紹介の動画等バージョンアップに取り組んでいる。

三重

支部協総会・地区協総会は代議員制で実施しており、総会不参加者へは、総会ダイジェスト版を送付し情報の共有をしている。ボランティアサークル10団体の代表者会議を2年に1回実施している。自然災害等の緊急連絡先把握を2012年から取り組み1173名の会員から集約した。(53.6%)危機管理体制として、中央協または総支部に重要データ保存サーバを構築していただきたい。会員拡大では、三重グル連主催以外では、愛知グル連主催の説明会にも参加し、現在58名が入会予定(加入率69%)だが、西本部以外通建会社等の情報が入ってこない。また、支部協業務として会員宅訪問等で交通事故等があった場合の補償はどうなるのか?

中央協

危機管理としての重要データ保存サーバについては、現在、入会時(2016年9月以降)に緊急連絡先記入欄があるが、それ以前からの会員の緊急連絡先を、生協システムに入力できないか生協と水面下で打ち合わせをしている。また、支部協業務で交通事故等があった場合、NTT労組が加入しているきらら保険の行事保険が適用になる。(出席しているきらら保険も同様の認識)

愛知

総会は、代議員制で支部協と4地協が合同開催。レク、サークル活動はできる限り地協や分会で実施。支部協は、確定申告相談会やゴルフコンペ等。会員拡大は、3月退職予定者263名中(西本部185名、他企業本部分会78名)188名が出席した(名古屋147名、豊橋41名)現在集計中。また、本年1月より、「ありがとう」対象者に対し、分会より「おめでとうコール」を実施した後、支部協等より往復ハガキで健康状態、近況、意見等の意見を寄せていただいている。返信率78%。元気50%、まあまあ35~36%。

静岡

16の地区協があり、ここを主体に総会やレク、サークル活動を行っている。会報は11の地区協で手配りを実施。支部協は、代議員制の総会、35回を数える1泊2日のバス旅行(300名ぐらい参加。バス10~11台)、東、中、西ブロック毎のグランドゴルフ大会を開催。緊急連絡体制の取り組みでは、昨年2月より開始し、最初70%以上の会員から返信があり、その後未返信者に対し地区協が個別対応し、現在98%の会員の緊急連絡先把握ができた。全てパソコンに投入し地区協ごとに配布し維持メンテを行っている。会員拡大は、グル連が主催する退職説明会に会長とブロック長が出席し加入勧奨を行い122名の対象者に対し106名が加入予定。(加入率87%)

富山

組織は、支部協と4ブロックで構成されている。総会は、全会員対象に県東部と県西部持ち回りの宿泊開催をしている。参加は90人~100人。女性主体のサークル活動として、キルトサークルとお茶サークルがある。緊急時の連絡体制の構築として、2016年度は各ブロックの地域委員の充実・強化を図り、今年度、地域委員から会員へ緊急連絡先把握に取り組む。会員拡大では、退職予定者45名(西日本40名、データ2名、持株2名、ドコモ1名)に対し、34名が加入予定。

石川

組織は、支部協だけで地区協体制は取っていないが、退職者の会ニュースや「おーい どうしとるぅ?」冊子を手配りするため、地域代表者(9地域)と班長(107名)を配置している。会員からの問い合わせでは、今年、雪害や凍結被害が特に多い。総会は1泊2日1.2万円の会費で(加賀温泉と和倉温泉交互開催)全会員対象に実施し、約10%の会員が参加している。支部協主催の行事、レク、サークルは、物故者追悼法要、グランドゴルフ大会、バス旅行。各地域でもグランドゴルフ、バス旅行、懇親会を開催している。会員との緊急時の連絡体制は、会員の近況をまとめた「おーい どうしとるぅ?」や退職者の会ニュースを107人の班長が手配りする際、会員の元気確認をしているが、携帯電話番号の把握に至っていない。会員拡大では、グル連主催の退職説明会とNTT主催の8地域別交流会に出席し加入勧奨し、3月退職予定者62名中46名が入会予定。検討が11名となっている。

福井

地区協組織はないが、県内8地区を32ブロックに分割し、支部協役員一人当たり会員40人~50人を担当。年3回発行の機関紙「ほやほやNews」の1回を会員宅へ手配りし、元気確認しつつ会員と情報交換している。支部協総会は、全会員参加方式の1泊2日で温泉地開催。会費1.1万円。177名参加。会員からの問い合わせでは、今年は雪害被害が多い。緊急時の会員との連絡体制は、会員の第二連絡先、会員1365名中1094名把握 登録率80%。会員拡大では、3月末退職予定者64名中59名入会予定。(加入率92.2%)その他として、幹事会役員の定年制を導入し、満年齢77歳まで。原則5年目を目途とする。全国交流集会の人選苦慮(1泊2日なら可能?)

二日目

ライフアシスト誌の今後について、川辺事務局長より口頭で説明。

NTT労組とも連携しつつ、ライフアシスト誌については、出来る限り会員サービスの維持につとめてもらうよう取り組む。5月末の拡大支部協代表者会議には、次年度の支部協の取り組みに影響が出ないよう方向性を出したい。

支部協より特段の意見無し。

現時点の政治状況と今後の取り組みについて、川辺事務局長より資料に基づき説明し各支部協より、昨年10月の衆議院選挙の取り組みと来年夏の吉川三選に向けての取り組みについて意見交換した。

福井

二つの選挙区があり、両方とも自民党が勝った。ただ希望の党が比例復活。民進党の分裂で野党共闘はできなかったし、分かりずらい選挙となり、会員からは不評であった。来夏の吉川選挙は極めて厳しいと思っている。現役は、専従以外 通常、午前中は仕事で午後から組合業務となり、組合員へ生協や選挙等の世話役活動が厳しい状況。NTT労組は政治方針を早く決めて取り組まなくてはいけない。支部協も頑張るが現役がもっと動けてリードする形がよい。また、地方でも取り組みを強化するが、東京や大阪等の大都市圏の組合員・会員が多くいる地域で集票力を高める工夫をしたらどうか。それと吉川さんが見た目元気がないように見えるが。

石川

三つの選挙区があり、3人の候補とも民進から希望へ変わり取り組み、3区の近藤さんが比例復活し自民以外5年ぶり議席を回復した。石川知事選では、前議員でOBの粟森さんがサポート立憲を立ち上げ共産党と連携した。立憲民主党からは認められていない組織であり支部協としても悩んでいる。吉川さんは立憲民主党から出るべき。

富山

三つの選挙区があり、三つとも自民党が圧勝した。取り組みは、選挙区は推薦候補なし。比例は立憲で取り組んだ。吉川選挙を取り組むにあたって、まず、会員がモヤモヤしている政務活動費不正受給で議員辞職した前富山市議の高田問題(前組織内議員)にケジメ(会員、組合員に謝罪)をつけてもらうべく折衝中。

静岡

八つの区があり、民進党の分裂で労組支援は、6区の渡辺周と無所属の方の二つの区だけ。実質、選挙区は取り組まなかった。比例は立憲で会員周知した。来夏の参議院選挙は、アンケート調査結果が活かされるよう取り組んでほしい。また、前回の参議院選挙は、現職は職場集会中心で、退職者は訪問活動。訪問活動は現・退で取り組むべき。吉川さんの取り組みは、現時点、幹事宅へポスター配布。

愛知

15の選挙区があり、選挙区は推薦候補、比例区は立憲民主党で取り組んだが、会員に理解してもらうのに苦慮した。この地域は、希望の古川幹事長、立憲の近藤副代表、希望から排除された赤松さん等、元民進党の有力議員がおり、また、参議院議員の民進党大塚代表の選挙区でもあることから、立憲民主党の比例票が多く候補者が一人足りず自民党へ一議席渡してしまった。最近の動きとして、立憲中央から、赤松さんや近藤さんの元秘書で民進党所属の議員へ、地域の立憲民主へ所属するような強い働きかけがあると聞いている。吉川選挙の取り組みで、訪問活動はぜひ暖かい時期を要望する。

三重

四つの選挙区があり、選挙区は推薦候補、比例区は立憲民主で取り組んだ。支部協は、2区の中川さんと3区の岡田さんを重点に取り組んだ。地域は、立憲の組織がなく、野党は岡田さんを中心とするオール三重。吉川さんの選挙は、6年前、現・退で3000票しかないのに4000票も出たが、これは自民党の比例区に吉川さんという女性も立候補したので、その票も紛れ込んだと推察しており、今回も頑張るが前回票は期待しないでほしい。現役は午前半日仕事、午後から共闘等の組合業務。選挙は事前に相談して取り組んでいる。支部協は、伊藤忠治選挙経験者が中心。

岐阜

五つの選挙区があり、選挙区は推薦候補、比例区は立憲民主で取り組んだ。選挙区は全部自民党。4区の希望の今井さんが比例復活。最近、地域で立憲民主が旗揚げするため連合岐阜にあいさつに来た。連合の対応に注目している。また、来年の統一自治体選挙に立候補する議員が(推薦が情報とゼンセン)困って連合に相談している状況。吉川選挙は正直厳しいと思っている。支部協も会員へ浸透するためいろいろ工夫して取り組むが、本人も組合員、会員へ何か訴求する力をつけてもらい。また、中央協も来年は全国交流集会の代わりに全国の地区協三役等を集めて吉川さんのためのイベントを企画したらどうか?

中央協

民進党の分裂で苦慮した衆議院選挙の取り組み、大変ご苦労様でした。吉川選挙を現・退一致で取り組むため、現役の活動環境が厳しさを増す中で、県域グル連の中でざっくばらんな話し合いをしたら良いと思います。その中で、現役の果たす役割、退職者の果たす役割を決めたらどうか。訪問活動の時期は画一的に決めないよう配慮したいと思います。全国の地区協役員等を集めてのイベント開催は検討したいと思います。


真剣に論議する参加者 真剣に論議する参加者
提案する川辺事務局長 提案する川辺事務局長

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