九州ブロック会議は、3月8日~9日にかけて、熊本県三井ガーデンホテルで開催された。
中央協からは、西澤副会長・佐々木副会長・川辺事務局長・中井監事の4人が参加した。
支部協からは、福岡・大分・長崎・佐賀・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄各支部協の会長、事務局長、NTT労組九州総支部から田畑執行委員長、福祉団体からは、電通共済生協、労連共済本部、きらら保険サービス、ライフアシストが参加した。
会議は、西澤副会長を座長に選出し始まった。
佐々木副会長は、「①熊本地震の現況・カンパのお礼と危機管理の取り組み②電通共済生協50周年記念へのお礼と福祉活動の取り組みと充実強化③参議院選挙へのお礼と次回の選挙に向けた総括④通常国会の情勢と退職者連合が取り組んでいる社会保障の課題・解散総選挙に向けた取り組み」について挨拶した。
引き続き、九州総支部田畑執行委員長から「①退職予定者への説明会(600名)による加入拡大②熊本地震の現況と対応③参議院選挙のお礼と政治課題」と挨拶があった。
このあと、参加者による自己紹介が行われた。その中で、福祉団体からは、高田電通共済生協専務理事、田中労連共済本部業務管理部長、高橋きらら保険常務取締役から代表挨拶が行われた。
その後、瀧口電通共済審査部担当部長より、生協の退職組合員の利用促進に向けた訴求ポイントの説明、萱沼きらら保険営業企画部長より、退職者の会のがん保険、医療保険の加入状況と給付実績、最新のがん保険の上乗せについて説明がなされた。
参加者からは、火災等の年度途中での変更と加入促進との関係、死亡保険受取と確定申告について、預託金の未返還、生命共済とマイセフティーの年齢区分の違いにいて質問があり、それぞれ電通共済、労連共済から前向きに検討、元受けが違うので難しい等答弁があり、確認された。
引き続き、川辺事務局長が討議に向けた資料の説明。今回、女性の役員数、サークル等への参加状況などから、男女平等の実態調査と今後の対策について説明した。
これを受けて、各支部協から報告を受けた。
会と会員の双方向コミュニケーションについては、行事やサークル等は創意工夫した取り組みにより定着、しかし、共通の悩みは参加者が固定化していること。新たに、サークルの拡大も視野に考えている。
また、お元気ですかコール、会報の手配りの拡大、訪問による実情把握に創意工夫して取り組んでいる。
女性役員は、ほとんどの支部協で多少に関わらず登用している。また、退任の際は、女性で補強。しかし、役員の成り手がいないのが、共通の悩みとのこと。
中央協より、3月10日は国際女性デー。中央協も女性1名を増やした。各支部協でも来年度に向けて役員を増やす努力をしてほしいと要望した。
会員拡大については、現職と一体となって説明会を開催した。現時点では、新会員の数をほとんどの支部協で把握していないとのこと。
3支部協より、退職者の会の加入説明資料がほしいとの要望があった。
危機管理マニュアルについては、グル連との連携が上手くいっていない支部協もあるが、会員との連絡体制の構築、緊急連絡先として第二連絡先・携帯電話の登録などに取り組んでいる。また、災害復旧ボランティアチームの結成に向けて、現役と協議中との支部協もある。
中央協からは、いざという時の備えとして、会員の緊急連絡先の把握と支部協体制の構築、退職者の手帳の「もしもの時は一報を」周知徹底を要望した。
二日目は、アピール21の取り組みと参議院選挙の支部協総括と総選挙への取り組みについて討議を行った。